低い金利でお金を借りたいときどうすればいいの?
金利を計算する方法
カードローンを利用していると気になるのは、毎月かかる利息です。
利息額は次の式で簡単に計算できます。
利息額=借入残高×金利×利用日数÷365日
(例)
借入残高:30万円
金利:15%
利用日数:30日
利息額=30万円×15%×30日÷365=3,698円(1円未満切り捨て)となります。
また、カードローンは毎月一定額を返済するので翌月は残高が減ります。
上の例で、毎月1万円づつ返済していくとなると、翌月の残高は29万円です。
したがって利息額=29万円×15%×30日÷365=3575円(1円未満切り捨て)となり、毎月利息額が減っていきます。
人気カードローンの支払い比較表
カードローン会社名 | 金利/1・5ヶ月目の利息 | 利息の総合計 |
---|---|---|
東京スター銀行カードローン | 14.6%(※) | (※) |
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック | 14.6%/ 1,200円・ 600円 |
6,807円 |
みずほ銀行カードローン | 14.0% | 8,180円 |
じぶん銀行カードローン | 17.5%/ 1,438円・ 719円 |
7,906円 |
セブン銀行カードローン | 15%/ 1,232円・ 616円 |
6,776円 |
イオン銀行カードローン | 13.8%/ 1,134円・ 567円 |
6,233円 |
新生銀行カードローン レイク | 18.0%/ 1,479円・ 739円 |
8,130円 |
楽天銀行スーパーローン | 14.5%/ 1,191円・ 595円 |
6,550円 | ノーローン | 18.0%/ 1,479円・ 739円 |
8,130円 |
アコム | 18.0%/ 1,479円・ 739円 |
8,130円 |
プロミス | 17.8%/ 1,463円・ 731円 |
8,042円 |
モビット | 18.0%/ 1,479円・ 739円 |
8,130円 |
※限度額を10万円とした場合の利息から計算式により算出
(※)審査により金利に違いが出るため計算不可
金利と利息の基本
カードローンは利用限度額ごとに金利が定められています。
利用限度額が小さい場合は金利が高く、利用限度額が大きくなるほど金利が高くなります。
利用限度額150万円の人が30万円借りた場合→金利5%
利用限度額30万円の人が30万円借りた場合→金利15%
このように、同じ金額を借りても利用限度額によって金利が異なります。
利用限度額が大きくなると金利が低くなるのは「利用限度額が大きい人=信用力の高い人」であり、カードローン会社のリスクも低くなるからです。
利用限度額が小さい専業主婦の方は、比較的高い金利でカードローンを利用しましょう。
あくまでも「利用残高」ではなく「利用限度額」で金利が決まるという点を覚えておいて下さい。
また、カードローンの金利は変動金利が一般的です。
契約時の金利が続くわけではありませんので注意が必要です。
目的別ローンの金利
カードローンの1本化や車の購入資金など、目的がある借入ならば目的別ローンという手があります。
カードローンに比べ金利がだいぶ安いというメリットがあるのですが、収入がある人を対象としているので、専業主婦は申込みできません。
したがって、教育資金やリフォーム資金など、配偶者が負担しても良い資金であれば、収入のある配偶者に申し込んでもらうのが良いでしょう。
目的別ローンを申し込む場合には、使い道を証明する書類(見積書など)の提出が必要となります。
しかしカードローン会社では必ず専業主婦が借りられると言うわけではありません。
専業主婦が借りることが出来るカードローン会社には限りがありますから注意しましょう。
そこでカードローン会社別の金利と専業主婦が申し込めるかどうかをまとめてみました。
カードローン会社名 | 専業主婦の借入 | 限度額30万円の金利 |
---|---|---|
東京スター銀行カードローン | 申込可 | (※1) |
みずほ銀行カードローン | 申込可 | 14.0% |
じぶん銀行カードローン | 申込可 | 17.50%(※3) |
セブン銀行カードローン | 申込可 | 15.0% |
イオン銀行カードローン | 申込可 | 13.8% |
ジャパンネット銀行ネットキャッシング | 申込可 | 18.0% |
楽天銀行スーパーローン | 申込可 | 14.5% |
横浜銀行カードローン | 申込可 | 14.6% |
住信SBIネット銀行カードローン | 申込不可 | 7.99%(※3) |
オリックス銀行カードローン | 申込不可 | 12.0%〜17.8%(※2) |
新生銀行カードローン レイク |
申込可 | 18.0% |
三菱東京UFJ銀行 カードローン バンクイック |
申込可 | 14.6% |
ノーローン | 申込不可 | 18.0% |
アコム | 申込不可 | (※1) |
プロミス | 申込不可 | 17.8% |
モビット | 申込不可 | 18.0% | アイフル | 申込不可 | 18.0% |
(※1)収入・雇用形態・他社での借入によって金利が違う
(※2)融資利率によって金利を決めると利用できる人が制限されてしまうため幅を設けている
(※3)金利優遇あり ⇒詳細はこちら
無利息期間があるカードローン、本当にお得なの?
カードローン会社によっては「契約後30日間無利息」などといった無利息期間を設けている場合もあります。
ただし、無利息で利用できるのは1回限りの場合が多く「初めての利用を促すためのサービス」と考えたほうが良さそうです。
また、無利息期間を設けているカードローンは、通常の金利が高く設定されている場合もあるようです。
(※ノーローンの場合は、1週間の無利息期間を何度でも利用できます。)
無利息期間を設けているカードローン
カードローン会社 | 無利息になる金額と期間 |
---|---|
新生銀行カードローン レイク |
借入金額全額:30日間または借入金額5万円までを180日間 |
ノーローン | 借入金額全額:1週間(※1) |
アコム | 借入金額全額:30日間無利息 |
プロミス | 借入金額全額:30日間無利息 |
(※1)繰り返し利用可。
一度完済することは条件となります。
2回目以降の借入で無利息期間が利用できるのは、前回完済した月の翌月からとなります。
金利を下げてもらうことは可能か?
基本的に、金利を引き下げてもらうのは難しいと言えるでしょう。
ただし、取引状況によっては金利を引き下げてもらったり、限度額を増額してもらえる場合もあります。
- 常に一定額の借入残高があり、毎回きちんと返済されている
- カードローン以外にも自社の他商品を契約した(クレジットカード、積立、公共料金引き落としなど)
- 他社借入など、借入の総額が増えていない
返済に全く問題がなく、1社のみで借りている顧客であれば金利引き下げの可能性があるということです。
実際に、取引項目をポイントとして「○○ポイント以上ならローンの金利優遇」とうたっている銀行も多数あります。